【新NISAで何を買う?】〜インデックスを選べばNISAは神ゲーになる〜

資産運用

こんにちは。まろです!
私は年収500万円代の平凡サラリーマンですが、投資を続けて、投資12年で資産1億円を達成しました。高給取りでは無く、稼ぐ力は大したことありませんが、投資で増やす力はまぁまぁだと思います

私の経験や知識が、これから資産運用を始める皆さんの参考になれば嬉しいです。

この記事では、新NISAで買うべき銘柄についてインデックスがオススメな理由を述べていきます。

この記事でわかること。
・NISAで買うべき銘柄は全世界株式などの投資信託
・年間8%で資産を増やしてくれ、NISAが神ゲーの如く面白くなる

記事を書いた人
  • 都内在住、30代後半の平凡サラリーマン
  • コツコツ投資を続けて、投資歴12年で資産1億円を達成
  • 平凡な会社員でもできる、再現性のある投資法やライフハックをを皆さんにお伝え

GOD OF WAR ~約束された神ゲー~

いきなり投資の話と関係ないが、GOD OF WARというプレステのゲームがある。ムキムキのハゲマッチョおじさんがギリシャ神話の神たちと戦うアクションゲームだ。 約束された神ゲーとも呼ばれ人気作で多分6作くらいでている。

1作目から3作目においての話にはなるのだが、基本的にこのハゲマッチョ、めちゃくちゃ強い。雑魚キャラは一撃で向かうところ敵なし。武器は鎖のついた短剣を両手に装備し、近距離は短剣として、遠距離は鎖鎌みたいにブンブン振り回して敵を真っ二つにしたりして攻撃する。

武器だけではなく、素手でも圧倒的に強く、逃げる敵を素手で捕まえて胴体を引きちぎったり、敵の頭を押さえつけて地面に擦り付けたりと鬼畜っぷり。さすが洋ゲー。

ボスキャラで敵の頭を引きちぎり、暗所を照らし見えないものを探すアイテムとして利用するといった行動も見せてくれる

その他、以下のような行動をしている

  • 扉に人の頭をガンガンと何度も挟む
  • 1つ目のでかい鬼みたいな敵の目玉を素手で引きずり出す
  • ボスキャラの足を切断し、高速移動ができる「ヘルメスの靴」として利用する

アメリカでは記録的な売り上げを樹立し、en:Academy of Interactive Arts & Sciencesの2005年度のゲーム・オブ・ザ・イヤーに選ばれるなど数多くの賞を受賞している。 最初の3作は操作性が抜群によいのでとてもオススメ。

このゲームは以下の点で神ゲーだと私は思っている

神ゲーなところ
  • キャラ:主人公が強キャラで、敵を圧倒できる
  • 難易度:それなりに難しいが試行錯誤すれば目標を達成できる(ゲームクリアできる)
  • ストーリー:先が読めない展開で飽きない

強キャラ銘柄を選べば、NISAはほぼ神ゲーになる

さて、ゲームの話と新NISAでの銘柄選びと何の関係があるのか。

言いたいのは、ゲームでの強キャラプレイは勝ちが確定しているのと同じように、NISAでも適切な銘柄を選べば、ほぼ勝ちが確定とまでは行かないが、勝率が非常に高いといいうことだ。

ゲームでは圧倒的な強キャラを操作できると、敵に楽勝で勝てる。しかもサクサク楽しくプレイできる。投資でもゲーム同じように、適切な銘柄を選べば他の銘柄を圧倒できる成績をだせる可能性が高い

以下の点でNISAは神ゲーと言えると思う

NISAの神ゲーなところ
  • キャラ:適切な銘柄を選べば、他の銘柄を圧倒できる可能性が高い
  • 難易度:それなりに難しいが、試行錯誤すれば目標資産額に達成できる可能性が高い
  • ストーリー:相場は浮き沈みがあり、先が読めない展開で飽きない

金融庁の新NISAページは攻略本的な存在

実は新NISAは攻略本的なものが存在する。なんのことはない。金融庁の新NISAのページだ。どんな銘柄がいいのか、いつ買うのがいいのかなどが書いてある。

なお、このページは、とっつきにくい投資というテーマを考えてか、多少内容がフレンドリーに書かれているが初心者にはわかりにくい。 加えて、興味を引くように書かれているわけではなく、味気ないので読んでいて面白くない。

たとえば、収入から貯蓄分を引いたお金でやりくりをしようと言った、アタリマエのことが書かれていたりして、本当に資産形成が必要な層の人たちは読むのをやめてしまうと思う。

解説は素っ気なさ過ぎ

サイトを読んでいくと、とても重要な「長期・積立・分散投資」について、さらっとだけ書いてあり、重要な理由の解説があまりにそっけなく書かれているので、初心者は読み飛ばしてしまうだろう。

たとえば、長期投資についての解説は以下の具合で、初心者へ向けてはなんの解説になっていない

「長い期間投資を続けると複利の効果が大きくなります。長期投資をうまく活用することで、安定した収益の確保が期待できます。」

加えて、本来なら「長期・積立・分散投資」が投資の基本でありオススメなのだが、そこまでは書いていない。なので初心者はふーんという感じで記憶に残らないと思う。つまり裏を返せば、短期での一発狙いで大金持ちは難しいと言っている。

銘柄についてなにを買えばいいのかは、ちょっとわかりにくい場所に書いてある。ページ右上の、ライブラリー>積立投資対象商品だ。該当のPDFを開くと対象商品のリストが閲覧できる。

なお、このリストは国民がNISAを安心して使えるように、国が変な銘柄を排除したものなので、あからさまに変なものはないが、よく見ないと手数料が恐ろしく高ものが紛れているので注意が必要だ。

話をまとめると、ある程度知識のある人が見れば、以下がよいと言うことがわかる。

まとめ:株式投資での資産形成の基本
  • 手数10年20年という長期で(長期)
  • 毎月など定期的に(積立)
  • いろいろな株式に投資をするのがいい(分散)
  • 銘柄としては全世界株式のインデックスファンドや投資信託

銘柄の絞り込み

というわけで攻略本によれば買うべき銘柄はなんとなくわかった。 だがリストを見てもわかるように、多すぎて絞り込むのに苦労する。なんと260個も銘柄がある

そう、このリストは不親切で、商品の名前と会社名しか載っていないため、どれが強キャラに該当するのがさっぱりわからない。そのため以下の観点で絞り込む必要がある。

絞り込みの観点
  • 手数料が安いこと
  • 分散が重要なため、全世界を対象とした銘柄

全世界を対象とした投資信託は、ゲームでの強キャラに相当する

前述の基準をもとに代表的なものに絞り込んだのが下記の銘柄だ。

絞り込みの結果:オススメの銘柄
  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  • SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

これらの銘柄はほどんど同じ内容なのでeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を例にとって話を進めるが、他の2銘柄でも同じだ。

この銘柄は恐ろしい強キャラで、これさえ買えばNISAを非常に有効に活用できる。何がすごいのかみてみよう。

  • 成績
    • eMAXIS Slim全世界株式の1年間の成績は、平均リターンで8%ほどになる(下記グラフ)。世の中にある売買を頻繁に繰り返すファンドの8割よりも成績が良い。
    • 裏を返すと2割のアクティブファンドは、単年だと、eMAXIS Slim全世界株式に勝てることもある。しかしずっと勝ち続けることはほぼ不可能で、10年連続でeMAXIS Slim全世界株式勝てるものはほぼ0になる。eMAXIS Slim全世界株式は安定して、ずっと強キャラだ。
  • 分散
    • これを買うだけで、日本、アメリカ、ヨーロッパなど、世界中の約2,900の企業投資でき、恐ろしいほどの分散効果がある。いちいち個別銘柄を買わなくていい。
  • 異常に安い手数料
    • 信託報酬が0.05775%で、100万円分この銘柄を買った場合、手数料は500円程度でほぼタダみたいなものだ。
    • なお、手数料が1-2%という雑魚ファンドだと年間1-2万円も取られてしまうので注意が必要。

ほとんど向かうところ敵なしの無敵っぷりで、買った人の資産を毎年毎年増やし続けてくれる。近年だと相場環境がいいことも重なって、資産がどんどん増えていくのでめちゃくちゃ楽しい。まさにゲームをプレイしているような気分に浸れる。

しかもNISA口座なので利益に対して税金がかからない。1,000万円儲かっても、一円も税金で取られることがない。チートプレイをしているようなものだと思う。

リターンのシミュレーション

せっかくなのでどれくらいリターンがあるのか、金融庁のNISAのサイトでシミュレーションをしてみる。 毎月5万円を積立して、年率利回りを7%、積立期間を20年にすると2,605万円にもなる

外食を控えたりちょっとした節約で捻出できそうな5万円という額を投資に回すだけで、老後の生活も安心できそうだ。



なお、よくわからない雑魚銘柄を選ぶと年間リターンは2%とかになるので、e-maxis Slimと比べると1,200万少なくなってしまう。銘柄選択の重要性がよく分かると思う

よくある銘柄選定の悩みと回答

攻略本を読んだことで以下のような悩みは解決するはずだと思う。

  • 口座を開設していよいよ投資してみようと思ったのだけど、結局何を買うのがいいのか悩む→eMAXIS Slim全世界株式などの全世界の投資信託
  • せっかくなら個別株でドカンと儲けてみたい
    →まず無理。投資は長期分散が鉄則。個別株ではなく全世界の投資信託を買うのがいい。
  • 個別株ではなくインデックスでいいのだろうか?
    →インデックスが正義
  • 損をしたくない
    →損をする可能性はゼロではない。しかし10年20年の長期積立での投資では非常に出にくい。
  • 含み損が出て怖くなったので売りたくなった?
    →長期で運用することでリターンが増えていくので売ってはダメ。ただし全世界インデックスに限る。個別株については損切りが必要な場合がある

実際に私ならこうする

もしも私が資産形成を始めたばかりで、今から新NISAを1から買うとすると、eMAXIS Slim全世界株式だけで、新NISAの枠を埋める。

その枠を埋めた後は、8割がインデックス、2割が個別株となるコアサテライト戦略を採用し、エヌビディアやテスラ、ビットコインなどをスポットで買っていくと思う。

まとめ

今回はNISAで全世界株式に連動する投資信託を買えば、ほぼ向かうところ敵なしで資産を増やせる可能性が高いことを紹介した。

平均して年間8%のリターンが期待でき、税金もゼロ。最近は相場が良いこともあり、追加課金をすればするほど資産が伸びていきやすく、非常に楽しくNISAというゲームを楽しめるようになっていた。

NISAの神ゲーなところ
  • キャラ:適切な銘柄を選べば、年8%の利回りで他の銘柄を圧倒できる可能性が高い
  • 難易度:それなりに難しいが、試行錯誤すれば目標資産額に達成できる可能性が高い
  • ストーリー:相場は浮き沈みがあり、先が読めない展開で飽きない
  • チート要素:税金がゼロ

ぜひ、NISA口座を開設して投資の第一歩を踏み出してほしい。

最後に、投資は自己責任です。投資する際は、必ずご自身の状況や目標に合わせて慎重に判断するようにしてください。

口座開設はポイントサイトを経由するのがオススメ

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なお、他のポイントサイトと比べてもらえるポイントが多い傾向にあるハピタスがおすすめ。

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