- インデックス投資が良いと話を聞くが、実際はどうなのか知りたい。
- 平均的な収入の人で、そこそこの額を運用している人が、実際どうやって資産を作ったか参考にしたい。
- なるべく失敗なく資産を築きたいがどうしたらいいか知りたい
という方に向けての記事です。
私は年収500万円代の平凡サラリーマンですが、投資を続けて、投資12年で資産1億円を達成しました。高給取りでは無く、稼ぐ力は大したことありませんが、投資で増やす力はまぁまぁだと思いますので、ご参考になると思います。
これから資産運用を始める方が、私のように遠回りや失敗をしないように、私の体験や手法を参考にしてもらえれば幸いです。
この記事でわかること。
- 平均的なサラリーマンでもできる、約12年で1億円まで資産を拡大した資産形成の方法がわかります
- S&P500へのインデックス投資は手堅いので投資の中心に据えるのがおすすめ。
個別株やFX、BitCoinなどは全体のほんの一部にしましょう - 投資はリスクはありますが、非常に素晴らしいものです。まずは1株でいいので株を買ってみるのをおすすめします
- 都内在住、30代後半の平凡サラリーマンです。
- コツコツ投資を続けて、投資歴12年で資産1億円を達成しました。
私の資産形成方法 ~インデックス投資中心で資産を築く~
多くの人が、早く、短時間で、一気に資産を増やしたい。そんな風に考えると思います。
わかります。
私自身は個別株とBitCoinで資産を増やしつつ、儲かったお金をインデックス投資を回す方法で資産形成をしてきました。現在はある程度の資産になったので大半をインデックス投資で運用をしています。
個別株とBitCoinなどがあったからこそ現在があるのですが、それらに全ツッパするのはおすすめしません。
ギャンブル要素が大きく、おそらく負けてしまう可能性が高いからです。
おすすめはインデックス投資で年間5~7%のリターンを狙う方法です。
ここからは、私がどのように資産形成を行ってきたかをご紹介します
資産形成の流れ
~会社がやばい。危機感から投資の勉強~
当時働いていた会社は、売上が毎年10%以上の右肩下がり。
まともな社員はさっさと転職し、残っているのは出来ない社員ばかりでした。
「このままでは絶対あかん、なんとかせねば」という危機感から投資について学び始めました。
日本株やFXや金と投資先をいろいろ試して運良く利益を出していましたが、安定的に利益を出せるとは言えず行き詰まりを感じているときに、書店で名著「敗者のゲーム」と出会いました。
そこから勉強してインデックス投資を深く知り、インデックス投資を中心に据えることにしました。
なお、『敗者のゲーム』は、投資について書かれた本で、メチャクチャ簡単に言えば、個別株よりも市場全体に投資するのが賢いと言う内容です。
「コストを抑えて長期で続ける投資が最も成功しやすい」ということです。
インデックス投資は、コストが安くリスクが少ない素晴らしい投資
インデックス投資は、一つの会社に投資する方法ではなく、たくさんの会社にまとめて投資する方法です。たとえば、日経平均やアメリカのS&P500といった有名なグループ全体にお金を入れ投資するイメージです。
特徴としては次などです。
- 個別銘柄を選ぶ必要がないため、シンプルで分かりやすく、初心者にも始めやすい
- 分散投資ができるため、リスクが抑えられる。
- 手数料が低いことが多く、コストを抑えられる
実際に買った銘柄と運用方法
インデックス投資についていろいろ調べ、アメリカの「iShares Core S&P 500 ETF」と言う名前のETFを買いました。
決め手は、ライバル商品と比べて手数料が一番安かったからです。
まず100万円分ほど購入して、ひと月後にもう100万円ほど買った記憶があります。
そこからは、倹約をしてお給料からなんとか毎月20万くらいを捻り出し、ひたすら「iShares Core S&P 500 ETF」を買い続けました。
2016年のチャイナショックのときも、2018年12月の米国株急落のときも、2020年のコロナショックのときも売ることなく買い増し続けてきました。むしろ下げたときはチャンスと思っていたくらいです。
ちなみに、個別株やBitCoinなどでも利益を出し、その利益をインデックス投資に回せたのも大きいと思います。
昔は上記の銘柄を買うのが手数料的に最適だったのですが、最近は日本からも手数料の安い商品が出てきているので、現在は日本の投資信託「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を買っています。
長期的に見れば儲かる確率が高い
儲かるのかどうかが一番気になるところですが、S&P500に投資するインデックス投資は、長期的に見ると非常に高い勝率を持っています。
勝率が高い理由
- 長期的な成長: アメリカ経済は長い間、成長を続けてきた。特にS&P500は過去数十年にわたって平均年間7〜10%のリターンを得ている(インフレ調整後)。
- 分散投資: 500社に分散投資するため、1社や1業種の成績が悪くても、全体への影響は小さい。
- 低コスト: S&P500に連動するインデックスファンドやETFは、手数料が低いため、長期的に見てコストが少なくて済む。
当然、お金が減るリスクはある
何ごとも100%というものはなく、S&P500連動のインデックスも以下の様なリスクはあります。
ですが、それでも長期で見れば高い確率で勝てるゲームだと思います。
- 短期では変動がある: 株式市場は短期間では大きな変動があり、価格が下がることもあります。そのため、短期で利益を狙うのはリスクがあります。
- アメリカの景気に左右される: アメリカ経済全体が低迷した場合、S&P500も下がることもある。
証券会社はネット証券一択
証券会社もいろいろありますが、おすすめは手数料が安く、取扱銘柄数が多いSBI証券かマネックス証券、楽天証券を選んでおけば間違いありません。
実際は私は、SBI証券とマネックス証券、それぞれで口座を解説してSP500連動のETF「iShares Core S&P 500 ETF」を買いました。
正直そこまで差はないので、どちらでもいいですが、SBIの方がなんとなく好きです
投資してよかったこと。お金は偉大!
投資のためのお金をなんとか作り、地道に米国株式インデックスに投資するという今では鉄板の方法で、9,000万円という資産を築けました。相場が良かったということもありますが、投資して良かったと感じることは、おもに以下の2つです。
- 資産拡大が単純に嬉しい。
あくまで過去の話ですが、S&P500は5-7年で2倍になってきており、実際に私も5年ほどで投資した金額が2倍になりました。資産が日々増えていくのを眺めるのは楽しいです - 仕事に対する不安がなくなる
お金の余裕が出たので、会社にしがみつく必要がなくなり、会社をいつ辞めても良いと思えるようになりました。上司へのご機嫌伺いをしなくて良くなるし、嫌な仕事は断るようになれました。
特に2つ目に関して、休日も仕事のことを考えてノイローゼ気味になっていたのが、今ではもう毎日晴れやかな気持ちになれました。
さいごに。まずは少額でいいので資産形成を始めよう
資産形成を始めようという方は、まずは証券会社で口座開設をしましょう。
損をしてしまうかもと色々考えるより、まずは1万円程度で何かしらの株を買ってみると学びが多いと思います。
現在は税金が免除される新NISA制度が始まりましたから、投資環境は非常に良いと思います。
まずは少額でもいいので、米国株インデックス投資がおすすめです
慣れてきたら、投資額のほんの一部だけを個別株やBitCoinなどを買うのもありだと思います。
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